ご挨拶

日本の広報業界のプロフェッショナルとして活動されている方の大半は、広告出身もしくはメディア出身です。
このため、日本における広報サービスは一部の危機管理サービスを除き、「露出」に偏ったものとなっているのが現状です。

アメリカやヨーロッパ、他のアジア諸国を見ても、広報を広告の代替手段としてしか認識しないことがなかば「常識」になってしまっている日本の状況は特異であるといえます。
広報の真の価値とは、第三者からの評価を創りだしていくことです。現状の日本の広報コミュニケーションには、この点が欠落しており、非常にもったいない残念な状況に陥ってしまっている。日本において、広報サービスの価値こそが、見直されるべき状態にあるのではないでしょうか。

我々はコーポレートインテリジェンスを活用する評価、分析の専門家であるアナリストチームです。パブリックリレーションは Public(社会、公)とのRelation(関係性)と書きます。アナリストであるために、社会動向をいかに把握していくかが問われると創業以来考えて参りました。そのため我々は、業界をまたがった、様々な上場企業の動向という「点」を、業界をまたがって横串しすることで、「線」にする。線は所詮線ではありますが、変化をという傾きを捉えることで、面の価値を持つ。業界という狭い世界の外にある社会を面として捉えるリサーチ活動を10年以上にわたって行ってきております。継続して調査している上場企業は1000社を超えています。

「評価」に軸をおいた上で、企業の運営に実際に役立たせることができ、競合に対しての競争力を向上させるための広報を追求。アナリストは日々様々な業界・企業をリサーチ、分析し、かつメディア情報発信、提案活動によって社会の関心・理解を把握しています。
アナリストだからこそできる評価を作り出せる広報。社会的企業価値を創造するサービスで、日本の広報に一石を投じてまいります。

代表取締役 チーフアナリスト

代表取締役 チーフアナリスト

プロフィール


1997年上智大学経済学部卒。
山一証券、大和証券系それぞれのシンクタンクにて企業調査部に勤務。小売・専門店・外食等のBtoCビジネスの成長企業調査等の証券アナリストを経験(日経、エコノミスト誌の人気アナリストランキングに名を連ねる)。事業を外部から評価、発掘するノウハウを培った後、事業会社に転身。
不動産、ゲーム、ネットサービスの上場企業にて、PR・IRを行い、企業の中から外部に対して評価を得るための発信、リレーション構築を行う。
また事業会社では、社長室の責任者として、経営企画や内部統制等、企業の中から、評価に足る企業・事業を作るための実務を多岐に渡り経験。

2012年独立。株式会社広報分析研究所 代表取締役チーフアナリスト。
コーポレートインテリジェンスの手法を活用し、クライアント、メディアに喜ばれる企画提案型のマスコミ広報サービスとともに、クライアントの競争力強化、評価向上の観点から、事業分析を元にした外部へのコミュニケーション戦略のコンサルテーションを実施。
クライアントをメディアに紹介する傍ら、自らがメディアへの原稿寄稿や、アナリストのノウハウとしての企業の評価構築法についてのセミナー講師なども行なっている。

・社団法人日本証券アナリスト協会検定会員

・PRSJ認定PRプランナー